一般的に「賞味期限が切れたものを食べるには少し勇気がいる」し、ましてや「子供に食べさせるのは心配でとてもできない」という方達がほとんどでしょう。逆に、製造年月日だけの時に比べて「腐っているかどうかを考えなくていいので楽」ということも言えます。今では食品には賞味期限が表示されているのは当たり前になっていますが、以前は製造年月日だったのです。賞味期限という表示になったのは、食べ物を諸外国から持って来るようになったからです。
食品の製造年月日表示は貿易障害になるという意見がでたのです・・。買い手は食品に関しては防衛的に製造年月日が新しいものを買いたくなるものですよね。そうなると輸入食品は国産品と競争できないという外国からの圧力があったのかもしれません。それで製造年月日の表示から賞味期限とか消費期限という表示に変わったのです。それは、食べる人のための表示ではなく、売り手の利益を守るための表示だと言えます。そもそも今の時代、「腐った食品」を見かけることは少ないですよね。
そうなると当然、腐った状態がわからないので期限表示が頼りになる。特に若い世代の人たちは、製造年月日表示時代の経験が少ないので、五感で腐っているかどうかを判断する習慣もありません。やむを得ない面もあるのですが、製造年月日を廃止した影響は深刻だと言えます。そして、今年起きた偽装事件の多くは、この消費・賞味期限表示を偽ったものでした。期限が過ぎているのにラベルの張り替えなどで、古いものを新しいものに見せかけて売る。「もったいないから」とか「まだ品質が十分保たれているから」といった弁解を並べて。
偽装した人たちは期限を書き換えた食品を食べていたのでしょうか。「自分は食べないけれど、他人なら構わない」や「自分の子供には食べさせないけれど、他人の子供なら平気」といった感覚だったのではないでしょうか。自分に関係なければ何をやっても構わないという考えは捨ててほしいですよね。また、自分の食生活を見直してみる事も大切なことです。そして、自分の健康目標をつくって、食生活を点検する習慣を持つようにしてください。
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