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スポーツの現場では、アイシングは、スポーツ外傷に対する応急処置や投球の後などに用いられています。では、なぜ冷やしたらよいのかわかりますか?アイシングは、血管を収縮させて腫れを抑えるとともに、寒冷による麻痺作用から痛みを軽減させてくれるのです。また細胞の代謝を抑制して、細胞を一時冬眠状態のようにすることで損傷部の拡大を防いでくれます。したがってアイシングは、痛みや腫れを抑えて、また炎症の拡大を防止することで治癒を早めることにもなるのです。

そして、スポーツでケガをした時の応急処置の基本は"RICE"です。受傷の直後は、局所を安静にして( Rest )、冷やして( Icing )、圧迫を加えて( Compression ) 、高く挙げておく( Elevation ) 、ことが大切なのです。そうすることによって、二次的な損傷や、内出血、腫れを最小限に抑えることができます。 この四つの項目は、その頭文字を並べて"RICE"と呼ばれており、打撲や捻挫をはじめ、全ての「外傷」を受けた直後の処置として基本的に大切なことです。この時期に温めたりマッサ-ジをしたりすることは絶対にいけないのです。ですから、是非覚えておいてください。きっと役に立つときがくると思います。・R(安静)。・I(冷却)。・C(圧迫)。・E(高挙)です。そして、"RICE"の後は、整形外科を受診して専門的判断をしてもらってください。

アイシングは一刻も早く実施することが基本なのですが、遅くとも30分以内が効果的であると考えられています。方法はビニール袋に氷をいれて、ビニール袋の空気を抜き取り患部にフィットさせるようにします。アイスパックでもよいのですがアイスパックは0℃以下に冷やされていることがありますから凍傷を防ぐ目的で患部との間に薄いタオルなどを挟むことをお勧めします。

次にどれくらいの時間、冷やすのかということですが、アイシングを行うと感覚的に次第に⇒痛い⇒暖かい⇒ピリピリする⇒感覚がなくなるという過程をたどりますので、この感覚がなくなった時点で氷袋を患部からはずして、いったんアイシングを終了してください。時間的には20分以内です。その後約40分で感覚が回復して痛みが戻ってくるので、これを60分周期で繰り返して48時間程度続けて行います。そして、睡眠中は凍傷を避けるために湿布などに変えておいてください。


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