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医療

患者にとってよい病院とは、「患者のことを大切にしてくれる病院」です。医療の技術について明確にわからない状況を踏まえた上で「患者のことを大切にしてくれる病院」かどうかを見抜くためには、病院の姿勢を読み解くことが必要となり、それは医療情報の提供の仕方にも表れています。いくつもの病院の待合室を調査して思うのですが、患者のことを考えている病院は、患者に配慮して情報を伝えようと工夫や努力をしています。

それぞれの病院が発信する情報の内容や質には、明らかな格差がありました。つまり、医療情報の提供に関しても工夫をしている病院とそうでもないと思われる病院があるのです。さらに、患者の求める情報と病院が提供する情報にはミスマッチがあり、それを解消するための取り組みが少ないこともわかりました。たとえば、大きな文字でわかりやすく掲示文が書いてある、患者が気づきやすい場所に掲示してある、患者がわからないことをいつでも聞ける態勢がある、苦情の回答を開示している、などが良い病院ではないでしょうか。

中でも苦情の回答の開示は、病院の声を患者に伝える有効な手段であり、透明性にもつながると思うのです。私達が、病院を選びやすくするために、国では2004年3月に医療機関広告の規制緩和を行いました。しかし残念ながら、患者が知りたいと思うような情報の提供は少しも進んでいません。このような背景には「患者が必要とする情報を、患者に確実に届けて、理解につなげよう」といった、病院の認識が低いことが強く影響していると思います。

同時に、私たち患者も病院から必要な情報を入手する力や、情報を読み解く力、医療者とのコミュニケーション力をつける必要があります。医療情報は、私たちに不安と安心を同時に与えますが、きちんと系統立った「線」のような情報であれば、私たちはそれなりに理解して安心につなげることができるのです。いずれにせよ、病院の姿勢を患者に的確に伝えられる病院というのは、きちんとした医療を提供しようとする意思や姿勢があるということなのです。またそれが病院の総合力でもあるのです。


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